予防歯科
予防歯科

「歯が痛くなったら歯医者に行く」——そんな考え方から、そろそろ卒業しませんか。痛みが出てから治療を受けるのと、定期的にメインテナンスを続けるのとでは、生涯にわたる歯の健康状態も、治療にかかる費用も、大きく変わってきます。
予防歯科先進国であるスウェーデンでは、国民の80%以上が定期的に歯科検診を受けており、80歳時点での平均残存歯数、約20本を維持しています。一方、日本では80歳時点での平均残存歯数はいまだ約15本にとどまっており、定期的な予防ケアの習慣がいかに重要かがわかります。
当院が予防歯科で目指すのは、「治療のいらないお口をつくること」です。むし歯・歯周病を未然に防ぎ、生涯にわたって自分の歯でおいしく食べられる喜びを守るお手伝いをします。三島市で「定期検診を受けたい」「歯のクリーニングをしたい」「予防歯科に力を入れているクリニックを探している」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
日本人が歯を失う原因の第1位は歯周病(約41%)、第2位はむし歯(約32%)です。これらはいずれも、適切な予防ケアによって大幅にリスクを下げることができる病気です。つまり、歯を失う原因の約7割以上は、定期的な予防ケアで防げる可能性があります。
むし歯や歯周病が進行してから治療を受けると、時間も費用も大きな負担になります。一方、定期検診とクリーニングを継続することで、問題を小さなうちに発見・対処でき、生涯にわたる歯科治療のトータルコストを大幅に抑えることができます。「予防歯科はお金がかかる」ではなく、「予防歯科がいちばんコスパがいい」という考え方が世界標準です。
お口の健康は全身の健康と深く関わっています。歯周病菌は血流を通じて全身に影響を及ぼし、糖尿病・心臓病・脳梗塞・誤嚥性肺炎・早産などとの関連が多くの研究で報告されています。お口のケアを継続することが、全身の健康を守ることにもつながります。
PMTC
(プロフェッショナル・メカニカル
・トゥース・クリーニング)
PMTCとは、歯科医師・歯科衛生士が専用の機器と研磨剤を用いて行う、プロフェッショナルによる歯の清掃のことです。毎日のブラッシングでは落とせない歯石・歯垢(プラーク)・着色(ステイン)を徹底的に除去します。
PMTCには以下のような効果があります。むし歯・歯周病の原因となる細菌の数を大幅に減少させること、歯の表面を滑らかにして汚れが付きにくくすること、着色除去による審美的な改善、口臭の改善などです。保険診療のスケーリング(歯石除去)と異なり、歯の表面全体を丁寧に清掃するため、より高い予防効果が期待できます。
定期的なPMTCを続けることで、むし歯・歯周病のリスクを大幅に低下させることができます。当院では3〜6ヶ月ごとの定期的なPMTCをおすすめしています。
スケーリング・ルートプレーニング
(歯石除去)
歯と歯ぐきの境目や歯周ポケット内に溜まった歯石を、専用の器具(スケーラー)を用いて除去します。歯石はブラッシングで取り除くことができないため、定期的な歯科医院でのスケーリングが必要です。歯石は歯周病菌の温床となり、歯周病を進行させる大きな原因のひとつです。歯石をこまめに取り除くことで、歯周病の予防・進行抑制に大きな効果があります。
歯周ポケットが深い場合は、ポケット内の深い部分に付着した歯石・汚染されたセメント質を除去するルートプレーニングも合わせて行います。歯根面を滑らかにすることで、歯垢が再付着しにくい環境を整えます。
フッ素塗布
フッ素(フッ化物)には歯の再石灰化を促し、歯質を強化してむし歯菌の産生する酸への抵抗力を高める効果があります。定期検診の際にフッ素を歯面に塗布することで、むし歯予防の効果を高めます。
お子さんはもちろん、大人の方にも有効な予防処置です。特に知覚過敏がある方・むし歯になりやすい方・矯正装置装着中の方・ドライマウスの方などには積極的にご提案しています。市販のフッ素入り歯磨き粉との併用でさらに効果が高まります。
シーラント
奥歯の噛み合わせ面にある深い溝を歯科用プラスチックでふさぎ、むし歯を予防する処置です。溝の深い部分はブラッシングで歯垢が取り除きにくく、むし歯になりやすい部位です。特に生えたばかりの六歳臼歯・十二歳臼歯への適用が有効で、お子さんの予防処置として多く行われています。削る必要がなく痛みもないため、負担の少ない処置です。
どんなに質の高い歯科治療・予防処置を受けても、毎日のセルフケアが不十分では効果が続きません。予防歯科において、毎日のブラッシングは治療と同じくらい重要な位置を占めます。
当院では患者さん一人ひとりの歯並び・歯周ポケットの深さ・むし歯のなりやすさ・生活習慣に合わせた、オーダーメイドのブラッシング指導を行っています。「正しいブラッシングの仕方がわからない」「デンタルフロスや歯間ブラシの使い方がわからない」という方にも丁寧にご説明します。
自分のお口のリスクを知ることが、効果的な予防の第一歩です。
むし歯・歯周病は治療が完了しても、日々のケアが不十分であれば再発します。特に歯周病は完治が難しく、継続的な管理が不可欠な病気です。また、詰め物・被せ物・インプラントなどの補綴物も定期的なチェックが必要で、不具合を早期に発見することで大きなトラブルを防ぐことができます。
当院の定期検診では、以下の内容を行います。むし歯の有無のチェック・歯周病の状態確認(歯周ポケットの深さ・出血・歯のぐらつき)・歯石・歯垢の付着状況の確認・噛み合わせのチェック・補綴物の状態確認・口腔内写真の撮影・必要に応じたレントゲン撮影・PMTC(クリーニング)・フッ素塗布・ブラッシング指導です。
むし歯・歯周病のリスクや口腔内の状態によって異なりますが、一般的には3〜6ヶ月ごとの受診をおすすめしています。
はい、ぜひご来院ください。むし歯・歯周病は初期段階では痛みがほとんどありません。痛みが出てからでは相当進行していることが多く、治療の負担も大きくなります。痛みがない状態で定期的に来院することが、歯を守る最善策です。
お口の状態やリスクによって異なりますが、一般的には3〜6ヶ月ごとをおすすめしています。
スケーリングは保険診療で行う歯石の除去が主な目的の処置です。PMTCは歯科衛生士が専用機器を使って歯面全体を丁寧に清掃するもので、歯石除去に加えて歯垢・着色の除去・歯面の滑沢化まで行う、より包括的な予防処置です。むし歯・歯周病の予防効果はPMTCの方が高く、自費診療となります。
乳歯が生え始めたころ(生後6〜8ヶ月ごろ)からのご来院をおすすめしています。早いうちから歯科医院に慣れることで、治療が必要になったときにもスムーズに対応できます。フッ素塗布・シーラント・ブラッシング指導など、成長段階に合わせた予防処置を行います。
何歳からでも予防歯科の効果はあります。定期的なクリーニングと正しいセルフケアを継続することで、むし歯・歯周病のリスクを大幅に下げることができます。現在の状態を把握した上で、最適な予防プランをご提案します。
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